ロシア語を話しましょう。

ロシア語を楽しく覚えよう!

ロシア語のあらまし

これからロシア語を学習していくために、まずロシア語とはどんな文字でどんな特徴があるか押さえておきましょう。

 

ロシア語について

・ロシア語のルーツ

ロシア語は、ウクライナ語と白ロシア語とともに東スラブ語の一言語です。スラブ語には、東スラブ語のほかにポーランド語・チェコ語スロバキア語などの西スラブ語と、ブルガリア語・セルボクロアチア語スロベニア語・マケドニア語などの南スラブ語があります。

スラブ語の使われている地域は、旧ソビエト連邦と東ヨーロッパ(ハンガリールーマニアは除く)です。西スラブの地域、すなわちポーランドチェコスロバキアカトリックの影響を受けて、文化的には西洋圏です。東スラブの旧ソビエト連邦と南スラブのブルガリアユーゴスラビアギリシャ正教圏です、旧ソビエト連邦の中にあっても、長い間ポーランドの影響下にあった西部ウクライナカトリック圏です。

ソビエト連邦は100以上の民族からなる多民族国家ですが、その中でロシア民族が最大で、その後にウクライナ民族が続きます。ロシア語は旧ソビエト連邦の全域で公用語として使われていました。旧ソビエト連邦を構成していた15の旧共和国ではロシアとともに各民族語も公用語として認められていました。日常生活・新聞・テレビでそして学校で民族語が使われていますが、第一外国語がロシア語です。そして第二外国語が英語かドイツ語かフランス語ということになっています。

・ロシア語の発音

ロシア語は、日本語と同じように口の先で発音する言葉です。口の奥で多くの音を発音する英語と対照的です。ロシア語には、日本人の苦手なLとR、BとVの区別がありますが、いったんその発音をマスターすると、日本人の方がアメリカ人よりもロシア語の発音が上手になります。

ロシア語を勉強するとき、発音とアクセントの位置に気をつけなければなりません。

辞書にのってない陰のロシア語、つまり隠語が非常に発達していますので、発音が悪いために、その気が無くとも隠語のロシア語をロシア語を口にしてしまって、周囲の人を困らせたり、赤面させたりすることがあります。

またアクセントには、連続して音を単語に切る役割があります。アクセントの位置がが間違っていると、相手がまちがって切って聴いたりしますから、けっきょく自分の言いたいことを理解されないこともあります。

アクセント記号がある位置によく注意して単語を覚えましょう。(当ブログではアクセントは赤文字で表記します)

本場のロシア語の書物ではアクセント記号などありませんので、初心者のうちに出来るだけマスターしてください。

・ロシア語の文法

変化形の多いロシア語の文法はややこしいですが、根気強く勉強すれば、マスカーできないものではありません。その証拠にロシア人はちゃんとロシア語を話しているではないですか。ややこしさも必要あってのもので、全体的に整った法則瀬のある言葉ですから、楽しく学習していけるはずです。